1995年、震災の年に発刊した雑誌「神戸から」(12号で休刊)を引き継ぎ、また被災地の数少ない情報発信として機能した「WAVE117」(http://www.
rokusaisha.com/0test/kikan/book-sinsai.html)をも引き継いで、バトンをつないでいきたいと考えます。震災前と震災後では、人々のなかにある記憶や思考形態、思考方法が変化したように見受けられるからです。
震災後に生まれた被災地における新たな市民活動の推移に重点をおき、《2001.9.11》以降の世界の変容という複眼視点をもち、またデフレ不況も覆いかぶさる被災地の苦境をふまえて、市民社会の成熟に向け、新たな展望を見い出すべく、メールマガジンというメディアを使って、2003年、まずは海に石を投げてみました。
しかし、この3年間、仕事の合間に、というスタンスではやはり無理だったようです。執筆者の固定とメディアとしての力の無さは覆うべくもなく、共同の場としての機能を果たすのは難しかったようです。
ここにいたっては、個人の所見発表のページ、という性格にならざるをえません。
ですが、震災の記憶、発信者はローカルな私人ですが、視座はそこにとどまらず、穴を掘れば土が拡散するように、ニッポン、そして世界へのまなざしを忘れないでいきたいものです。
メールマガジン『論々神戸』第56号は、06年9月1日に発行しました。それ以降、休刊(事実上の廃刊)しております。
バックナンバーは、論々書架(第44号まで)、論々書架2(第45号〜)に保存
しています。
*最近の更新です。
・トップページ 11/14
・混迷亭日乗(ダイアリー) 11/14地球
・論々書架 06/7/14 51号を追加しました。
*おすすめのお知らせです。
●今日のつぶやき、ポツリ。11月14日
地球温暖化問題でCO2削減を至上命令として錦の御旗にしている世間に戦いを挑んでいる池田清彦+養老猛司の『正義で地球は救えない』(新潮社)の末尾に、次のような文言が掲載されているので、転載する。
「家は大きくなったが、家族は減った。
どんどん便利になったが、余暇は減った。
学位はとったが、感性は鈍った。
知識は増えたが、判断ができなくなった。
専門家が増えた分だけ、問題も増えた。
薬は増えたが、健康だと思う人は減った。
月まで行って帰ってくるが、向かいの人に会いに行くのに、道を横断するのも
大変になった。
量は増えたが、質は下がった。
背は高くなったが、気は短くなった。
大儲けはできたが、人間関係は疎遠になった。
窓にはたくさんのものが飾ってある時代だが、貯蔵庫は空っぽだ。」
ダライ・ラマ14世の言葉だそうである。
11月14日